当社のコンセプト | 石川県の酒蔵【萬歳楽】

当社のコンセプト

Concept

石川県白山市鶴来『萬歳楽』
『めでたいお酒』をコンセプトにこの地で300年

雅楽には『萬歳楽』という楽曲があり、古来よりめでたい席で、舞と演奏が披露されてきました。
また、世阿弥元清作の謡曲「高砂」には「千秋楽は民を撫で、萬歳楽は命を延ぶ」という一説があります。
『萬歳楽』は、名実ともに「めでたいお酒」であり続けるために、ずっと、良質なお酒とお客様との良い関係をつくり続けていきたいと思っています。

自然豊かな白山の雪解け水

耳を澄ませても、鳥の声しか聞こえない。
そんな白山麓の静かな森の中で、萬歳楽は醸されています。
白山の山頂に降った雪は100年以上もの時をかけて浄化され、
私たちのもとに届くと言われています。
それを、標高200m付近にある専用の井戸で汲み上げています。
澄み切った水で醸したきれいなお酒。それが萬歳楽です。

原材料にこだわった米と麹

日本酒は、ほぼ米と水と麹だけで造られています。
シンプルだからこそ、原材料の質がダイレクトに品質を左右します。
白山のきれいな水にこだわる萬歳楽は、いくつかの酒米を使い分けています。
萬歳楽すべてに共通する水の美味しさ、それぞれに変わるコメの美味しさを、
是非飲み比べてみてください。

人と街、歴史

萬歳楽 - 小堀酒造店のある石川県鶴来町は、
古くより白山比咩神社の門前町として栄え、特に酒造りが盛んでした。
この地で作られる通称「菊酒」は、室町時代には知られており、
かつて権勢を誇った秀頼が醍醐の花見でふるまったともされています（諸説あり）。
きれいな水と自然に恵まれた鶴来は、銘酒のふるさとなのです。